酒井形成外科 診察予約

 

酒井形成外科の「しわ・たるみ」治療

酒井形成外科は、形成外科・美容外科・美容皮膚科を始めて2020年に25年周年になりました。
四半世紀という時間の流れとともに美容医療に関する認識は大きく変わり、世代や性別に関わらず多くの方々が受診されるようになりました。この背景には形成する美容(外科)から、メンテナスする美容(美容皮膚科)まで医学的アプローチが多彩なラインナップに富んだことがあげられると思います。
そして、その中でも「しわ・たるみ」に対する問い合わせが近年格段に増えた印象を持ちます。確かに「しわ・たるみ」は老化の現象の中でも最も顕著にあらわれ、自覚しやすいポイントですので、当然のことかもしれません。

若いときと加齢が進んだ後のお顔の違い

若いときと加齢が進んだ後のお顔の違い

「しわ・たるみ」が発生する老化現象は別途ページで紹介していますが(加齢と顔面組織の関係)、老化した顔つきの原因は、脂肪塊量の低下と下方移動、表情筋の弛緩、皮膚の弛緩と表面積の増大があげられます。
すなわち、このポイントに医学的アプローチをしなければ「しわ・たるみ」治療として意味がないことになります。
人生100年時代、心身ともに美しく生きることができるよう、酒井形成外科における医学的エビデンスのある「しわ・たるみ治療」を一覧化しましたので、ご参考ください。

しわ・たるみに対する医学的アプローチ

外科的療法(主にメスを使う施術)

フェイスリフト
フェイスリフトの手術模式図

フェイスリフト手術の剥離範囲

フェイスリフトは、加齢変化が起きた顔面に対し、最も直接的、効果的といえる療法です。
フェイスリフト手術は、耳の前後から各側頭部、後頭部に伸びる切開線を加えた後、個々に生じた加齢変化を修正する上で必要な範囲まで皮下剥離を加えます。これにより加齢に伴って下垂したり、位置を移動したりした軟部組織を可能な限り元の位置に戻します。余剰に付着した脂肪などを切除した後は、弛みと下垂している顔面の皮膚を上後方へ引き上げ、最初に作られた耳介周辺の皮切に沿って切除し縫合します。
フェイスリフトの手術は、両側を同時に行う場合が殆どです。手術時間は5〜6時間程度要します。
フェイスリフト手術での抜糸は、1週間後です。ダウンタイム(皮膚の状態が元に戻る期間)は、2週間程度かかります。腫れや内出血に注意しなければいけませんが、一般的に術後3日目から日常の生活に支障を来たすことはありません。
フェイスリフトは、非常に効果的である一方、高い技術力が必要です。酒井形成外科では、日本形成外科認定専門医が丁寧に施術し、皮膚を縫合いたします。

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スレッドリフト

顔面の皮下に特殊な糸を入れることで弛みを引き上げる「切らないフェイスリフト施術」です。(切開等の外科的処置の必要がないので、外科療法といえるか悩ましいですが、酒井形成外科では外科に区分しています)
「かえし」のある糸を顔面の皮膚に挿入して、お顔のリフトアップ効果や引き締め効果、さらにコラーゲン増生効果により肌の張り改善やリフトアップが期待できます。
ダウンタイムも少なく糸自体も時間をかけて体内で吸収され、自然に溶けてなくなります。このために安全性の高いフェイスリフト施術として人気を博しています。
スレッドリフトの施術時間は1時間です。また、ダウンタイムは、2〜3日です。
スレッドリフトのデメリットは、使用する糸が時間の経過とともに体内で吸収されるため、永続的な効果ではないということです。ただし、糸が溶ける過程でコラーゲンが増生されるため肌にハリと若々しさが取り戻されます。

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非外科的療法(主にメスを使わない施術)

ヒアルロン酸
ヒアルロン酸の注入位置

ヒアルロン酸の注入位置

ヒアルロン酸によるしわ・たるみの治療法は、注射器でしわ・たるみになっている部分にヒアルロン酸を注入することで、真皮の内側から肌を持ち上げてしわ・たるみを改善します。特にほうれい線の改善に対して人気です。
ヒアルロン酸を注入した箇所は、お肌がボリュームアップしますので見た目の変化をその場で実感できます。注入するヒアルロン酸の本数にもよりますが、治療時間そのものは30分程度です。ダウンタイムも短く2〜3日程度です。
ヒアルロン酸はしわ治療だけではなく、鼻・顎・涙袋の形成にも使用され、世代に関わらず多岐に利用されている美容医療施術といえます。
その裏付けとして、JSAPS(日本美容外科学会)の2019年の調査によると、日本の非外科で最も行われている施術がヒアルロン酸注入でした。
ヒアルロン酸のデメリットは、ヒアルロン酸は時間をかけて体内に吸収されるため、その効果は永続的ではないという点です。しかし、ダウンタイムが少なく、周囲に気付かれにくい治療法ですので定期的にメンテナンスができれば、トータルバランスに非常に長けた治療法といえます。
酒井形成外科では、厚生労働省認可のヒアルロン酸のみを採用しておりますので、安全性・効果面でも信頼してご相談ください。

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ボトックス(ボツリヌストキシン治療)
ボトックス(ボツリヌストキシン治療)の眉間のしわへの注入位置例

眉間のしわへの注入位置例

ボトックス(ボツリヌストキシン治療)の目尻のしわへの注入位置例

目尻のしわへの注入位置例

ボトックス(ボツリヌストキシン治療)によるしわ治療は、ボツリヌス菌の産生するタンパク性の毒素を治療に応用した医薬品を注射器で注入し、神経の接合部の化学伝達物質(アセチルコリン)の阻害により表情筋を弱め、しわを改善します。
ボトックス(ボツリヌストキシン治療)は、いわゆる「表情じわ」と呼ばれるものに対して高い効果を発揮し、若い方も予防で注入することが多くなりました。ボトックス(ボツリヌストキシン治療)は世界中で行われている治療法で論文報告も多数あります。医学的には最もエビデンス豊富な治療方法といえるでしょう。
ボトックス(ボツリヌストキシン治療)の治療時間は、10分程度です。ダウンタイムは1〜2日程度です。
ボトックス(ボツリヌストキシン治療)は、しわ治療だけではなく、小顔治療(咬筋縮小)、肩こり治療にも使用され、汎用性の高い治療方法です。
様々なボツリヌストキシン製剤が出回っていますが、酒井形成外科では厚生労働省認可のボトックス(製品名:ボトックスビスタ)のみを採用しておりますので、安全性・効果面でも信頼してご相談ください。

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水光注射

水光注射は、皮膚の表皮のすぐ下の真皮の浅い層へヒアルロン酸、アミノ酸、抗酸化成分を配合した美肌効果の高い薬剤を肌に注入する肌質改善治療です。小じわ、ちりめんじわの改善が期待されます。
水光注射は、小じわ、ちりめんじわの改善以外にも肌の美白効果、毛穴の改善、肌の保湿、弾力の改善など様々な肌の悩みに対応します。施術時間は90分。ダウンタイムは1日程度です。
水光注射のデメリットは、PRP(多血小板血漿)を使用する場合、作成に1〜2週間が必要なことです。

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ダーマペン

ダーマペンは、細かい針を細かい振動で皮膚にあてる、肌質開演治療です。小じわの改善やハリが期待されます。マイクロ針を用いて、細かい小さな穴を皮膚に開けていきます。ダーマペンによって開けた穴は、数分から数時間で塞がり、その治癒過程で血小板から各種成長因子が放出され、表皮細胞・線維芽細胞(真皮)・コラーゲンなどの増殖が起こります。
レーザー機器と違い熱伝達の負担がないので、ダウンタイムは1日と短く、スキンケアとして非常に推奨できる治療です。
ダーマペンの副作用としては、1日程度の赤みや軽い腫れが起きることです。
ダーマペンは、ダウンタイムも少なく比較的良い結果が出やすい、推奨されるスキンケアです。

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