傷跡修正・おでき、ほくろ除去

傷跡修正・おでき、ほくろ除去とは

皮膚についた傷跡、おでき、ほくろを切り取り、皮下で縫合を行います

W型縫合や皮弁ひべんといわれる手法で行いますので、手術痕も目立たなくすることができます。


傷跡修正・おでき・ほくろ除去の欠点と利点

傷跡修正・おでき・ほくろ除去のメリット

傷跡修正・おでき、ほくろ除去のメリットは、なんといっても形成外科専門医は、形成外科的縫合法を熟知していますので、傷跡を目立ちにくくすることです。

傷跡修正・おでき・ほくろ除去のデメリット

傷跡修正・おでき、ほくろ除去のデメリットは、傷が落ち着くのに6ヶ月〜1年かかることです。

傷跡修正・おでき・ほくろ除去の手術時間と術後の経過

傷跡修正・おでき・ほくろ除去の手術での抜糸は、術後1週間目に行います。その後は、お化粧も可能です。部位により異なりますが、傷が落ち着くまで6ヶ月〜1年を要します。

傷跡修正・おでき・ほくろ除去手術の詳細情報

施術時間 手術範囲によります。1cmで30分程度です。
施術後の通院 翌日に傷口のチェックを行います。1週間後で抜糸。1ヶ月後に傷跡の観察を行います。
腫れについて 術後1週間で大まかな腫れは退きます。傷の赤みがとれるまでに2〜6ヶ月を要します。
カウンセリング当日治療 可能
入院の必要性 不要
麻酔 局所麻酔

リスク(合併症・副作用 等)

感染
細菌やウイルス等による炎症。
血腫
術後、皮下や臓器からの出血が起こり、血液が貯留することです。
出血
術後やや多い量の出血を見ることです。
内出血
術後概ね起こる皮下の血液の組織への浸透で、自然に吸収されます。
瘢痕(創跡)
全ての皮膚切開創は、多少の傷痕が残ります。肌質的に目立つ人もいます。
肥厚性瘢痕(ケロイド)
傷痕の中でも、膨らみや硬さが強いものです。原因は、遺伝性のため術前には防御することができません。ただし、治療法がございます。
色素沈着
瘢痕の一つですが、色素(メラニン)の沈着が主な原因です。
アレルギー
薬剤が原因のものが多いのですが、金属やテープ等でも発症することがあります。
予定形態との差
なるべく患者さまの意見は取り入れるようにしますが、完全な表現は無理がある場合があります。
微妙な左右不対称
人間の体は左右不対称であるため、手術後にも左右不対称は起こりえます。

傷跡修正・おでき・ほくろ除去の手術費用

項目 治療内容 金額
(消費税込)
顔面・頚部 2cm以下 形成外科的縫合による瘢痕修正 110,000円
顔面・頚部 2〜5cm 形成外科的縫合による瘢痕修正 220,000円
顔面・頚部 5cm以上 形成外科的縫合による瘢痕修正 330,000円
顔面・頚部以外 5cm以下 形成外科的縫合による瘢痕修正 110,000円
顔面・頚部以外 5〜10cm 形成外科的縫合による瘢痕修正 220,000円
顔面・頚部以外 10〜20cm 形成外科的縫合による瘢痕修正 440,000円
顔面・頚部以外 20cm以上 形成外科的縫合による瘢痕修正 660,000円
美容的要素のあるものは自費になります。

傷跡修正・おでき・ほくろ除去手術の症例

症例1
W型形成術による傷跡修正

交通事故によりできてしまった傷跡を、W型形成術で綺麗に修正した症例です。

W型形成術による傷跡修正 術前
術前
W型形成術による傷跡修正 術後
術後

交通事故後の外傷による瘢痕です。W形成術で瘢痕を切除し丁寧に縫合しました。1年後再度目立つところを修正して、1年後の状態です。

この症例の価格

健康保険適応

この症例のリスク・副作用

感染、血腫、瘢痕、瘢痕拘縮、色素沈着

症例2
ほくろ除去

ほくろ除去の症例 術前
術前
ほくろ除去の症例 術後6カ月
術後6カ月
ほくろ除去の症例 術直後
術直後

交右目の横にあったほくろを除去した症例です。術後6ヶ月には殆ど傷跡がわからなくなっています。