人中の美容外科手術のよくある質問
鼻の下を短くする
鼻の下を短くする美容外科の手術に興味があります。近々、関西の美容外科で鼻にプロテーゼを入れる手術と、外側からの小鼻縮小の美容外科の手術を予定しております。小鼻縮小などの手術をしても、鼻の下を短くする手術を行うことは可能でしょうか?
むしろ切開線が同じですから同時進行はお勧めです。
もし可能ならば小鼻縮小の手術をしてから、どの位の期間を空けなければいけませんか?
できれば同時手術が理想的です。
なぜなら、同じ切開線を利用するからです。もし、別々に手術を行うのでしたら、3ヶ月程空け、傷跡が落ち着いてからが良いでしょう。
私の仕事は接客業なのですが、お化粧をした状態で傷跡が気にならない程度になり、仕事に復帰できるようなるまでに最低どのくらいの期間が必要でしょうか?
術後2週間でかなり落ち着きますが、お化粧は必要です。傷跡が完全に落ち着くには1年を要します。この頃になると肌質によっては、お化粧無しでも傷跡が殆ど分からなくなる方もいます。
単純に仕事の復帰ですと、マスクをしてというなら、術後2〜3日で復帰できるでしょう。とりあえずお化粧をしてとなると術後10日くらいでしょうか。
最近、鼻翼縮小をしたのですが(小鼻には満足しましたが)、鼻がすぼめられたせいで、余計に鼻の下が伸びたような感じになってしまいました。
両鼻翼をよせる感じで筋肉を縫い縮めたのだと思いますが、この場合は鼻の下(白唇部)は長くはなりません。
ただ、鼻の巾が縮小したため、相対的に長く見えるのだと思います。
鼻の下といっても、鼻の下の中心部よりかは、唇の左右の口角側が下がってしまったという感じです。
経験では、そのような事はないと思います。あくまで感覚の問題と考えます。
鼻と口の間隔を狭める手術は行っているようですが、切開部分は鼻の下の中心部ですよね。ですがそれですと、口角側はそのままでしょうから余計に口角側の下がりが目立ってしまうのでは、と恐れています。
口角をあげる手術として、口角の唇の直上の皮膚を切り取る術式があります。
しかし、どうしても唇両側が厚ぼったくなるのと、傷跡が問題になります。厚ぼったくなった分は後日、または同時に修正が可能です。
傷跡は、術後3か月くらいは硬さと赤みが残ります。ややダウンタイムが長いかもしれません。
そうすると、唇の直上に傷をつけない術式を選択すべきですが、これはミッドフェイスリフトで、頬からつり上げてしまう方法が考えらます。
ワイヤー法では、法令線は改善しても口角までは吊り上げられないでしょう。また、ワイヤーが切れた時点で効果が無くなりますが、新しい手術式のためどの程度持つのかは不明です。
鼻の下を2mmほど短くしたいのですが、手術が2通りあると聞きました。
ひとつは「鼻の下を切る」方法。 もうひとつは「唇を膨らまして上げる」というものということなのですが、詳しく教えてください。
「鼻の下を切る」の方は、鼻の下を2mmほど皮膚切り取り、口輪筋を処置し、徹底的に綺麗に縫い込む、これは分かりやすいと思います。
もう一つの「唇を膨らまして上げる」の方は、基本的に皮膚は切り取りません。唇の赤い部分を脂肪注入または真皮脂肪移植などで膨らませると、ちょうど指で上唇を持ち上げたような効果が出ることによって、少量鼻の下が短く見えるというものです。ただし、実際の鼻の下の長さは変わりません。
たまたま先日、鼻の下を短くする手術をいたしました。この患者さまの場合では、3.5mm短くしました。このくらい短くするには前者の方法しかありませんが、2mmくらいの幅の場合は、後者の方法も考えられなくは無いというレベルですね。
他の美容外科クリニックで鼻の下を短くする手術を受けました。5mmほど皮膚を切り取ったという話ですが、前とぜんぜん変わっていません。それどころか、鼻の穴が上を向いて、傷跡がすごく目立つのです。もう、どうしたら良いのか分かりません。
鼻の下を短くする手術の基本は、口輪筋のつり上げにその特徴があります。この手術は実は酒井形成外科で発案したものですが、形ばかり真似をしようとしている医師もいるようですね。
きちんと手術をすれば皮膚の切除はあまり多くなくても済みます。
あなたは、まだ鼻の下が長いと感じているようですから、目立つ傷跡を切除し綺麗に縫合し直せば、きっと良い結果が生まれると思います。