切るフェイスリフト手術

切るフェイスリフト手術では、耳の前後や頭髪の生え際などの目立たない部分の皮膚を切開します。SMASと呼ばれている輪郭を支えている筋膜を引き上げて、物理的にエイジングケアを行います。

SMASを引き上げることで皮膚が余ったり、垂れ下がったりする場合は、余分な皮膚を切除します。引き上げて一時しのぎをするのではなく、たるんだ分の皮膚を確実に減らすことで、たるみのない状態に戻すという手術です。

切るフェイスリフト手術は顔をはじめ、首のしわ・たるみの改善を目的とする方法の中でも、効果が持続しやすいとされています。一方、料金が高額になることや術後に腫れが生じるなどの負担もあります。

切らないフェイスリフト手術

切らないフェイスリフト手術は、特殊な糸を用いてリフトアップする方法です。フェザーリフトやループリフトなど、東京をはじめ全国のクリニックで呼び方が異なります。目立たない耳の後ろや生え際から引っかかりのある糸を挿入し、それによって引き上げる簡易的な手術です。傷跡もほとんどわからず、腫れも少ない手術方法と言えます。

しかし、切るフェイスリフト手術に比べると、効果の持続性は弱いです。首のしわ・たるみの改善というよりは、ボトックスやヒアルロン酸注射のサポートとして使われることが多いかもしれません。

切るフェイスリフト手術

フェイスリフトというと、頬や首に目立ち始める“エイジングサイン”が気になる年代に多く利用されているためか、手術に適した年齢を「30代後半」と考えている人は少なくありません。

しかし、フェイスリフト手術はどの年齢でも、若々しさを維持する効果を実感できます。なぜなら、フェイスリフトで改善できるのは、加齢によって生じる首のしわ・たるみだけではないからです。

例えば、脂肪吸引や輪郭の整形手術でゆるんでしまった皮膚に対しても、使われることがあります。また、若い年代の人でも、顔の下膨れや顎のたるみが気になる場合は、フェイスリフトが選ばれます。つまり、首のしわ・たるみが気になるなら、どの年齢の方でもフェイスリフト手術の対象となります。 ただし、皮膚の状態や悩みの種類によっては、フェイスリフトが適さない、手術を受けられないという場合があります。

フェイスリフト手術の一例

より詳しい情報をお求めの方は、酒井形成外科のホームページへアクセスしてみてください。